信号に従うこと
怠けていたら効果測定の時期になりました! ので、復習をします。
今日は信号について。
まず、信号ってとりあえず青・黄・赤って三つの色があるのはみんな知っていると思います。
私はなんとなーく青は進め、黄色はそろそろ赤、赤は止めれだと思っていました。教習所の授業ではそれの正確な定義を教わりました。
まず、信号のことを教習所では灯火(とうか)といっていたので、ここでもそうします。
灯火の対象には主に5種類います。歩行者、自動車、原付、軽車両(自転車)、路面電車です。灯火のことを説明するときに出てくるのは主にこの五種類ですね。
灯火
では青、黄、赤の三種類の灯火の正確な定義について説明します。
青:歩行者は進むことができます。
軽車両以外の車と路面電車は直進・左右折できます。
軽車両は直進・左折はできますが、右折の際に二段階右折する必要があります。
なんかこう…ぬるーじゃなくてカクカクっと進むことらしいですね! よくわからない!
自転車と、たまに原付がこんな進み方をさせられるらしいですね。
黄:歩行者は横断しては行けません。横断中の場合は引き返すか速やかに終わらせてください。
※どうして「進んではいけません」じゃなくて「横断してはいけません」なのか。「進む」には車道を横断することと、歩道を歩くことが入っていると思うんですよね。だから「横断してはいけない」時も歩道は歩いていいんでしょうね。
車や路面電車は停止位置(停止線直前か、ない場合は信号機が見えるところ)から進んではいけません。
ただし、安全に停止できない場合はそのまま進むことができます。
*停止線:横断歩道前の車が止まる白い線
交差点の中で止まられたら確かに困りますよね。つまり、どうしようもなかったら進んでもいいんです! ちなみに「そのまま」なのでスピードを急に上げたり下げたりは良くないらしいです。
赤:歩行者・車や路面電車は横断または進んではいけません。
ただし、すでに左折・右折に入ってしまった車や路面電車はそのまま進むことができます。
これも、交差点で止まられたら困るからですね。
ポイントとしては、交差点内の優先順位というのが直進→左折→右折なんですね。このとき直進はできないので、右折する車は左折する車の邪魔をしてはいけないんです。日本は左側通行で、左折する方が簡単なんですね。反対に右折する車って大回りで、邪魔なんだろうな〜っと思いました。
ただこの場合二段階右折で車道の向こうに行った自転車と原付は? この場合正面の信号が赤だった、でももう止まれないや進んじゃえということです。なので車道の向こうに着いたとき、右側の信号が赤だったら当たり前ですけど進んじゃダメですよね。
灯火の点滅
車の信号って赤と黄しか点滅しないんですね。歩行者と反対だぁ…
これは点滅信号と言って、夜間や人通りの少ない道路で使われているらしいですね。
黄色の点滅:歩行者・車・路面電車は他の交通に気を付けて進むことができる。
赤色の点滅:歩行者は他の交通に気をつけて進むことができる。
車・路面電車は一時停止をした後他の交通に気をつけて進むことができる。
この一時停止というのがミソですね。赤色の時は一時停止義務ですので、テストに出るときがあるらしいですね!
灯火の矢印
こういう矢印の信号って見たことあると思います。この矢印の色は青と黄の二つだけで、赤はないです。
←→:車はその方向に進むことができます。右の場合は右折と転回(Uターン)ができます。
ただし、こういう場合信号よりも標識や標示が優先されるので転回が禁止されていたり、二段階右折しなきゃいけない原付はそのまま進んではいけません。
右折の時、軽車両と二段階右折の原付は進んではいけない。
←→:路面電車専用です。
手信号
たまに交通整理をしているお巡りさんがいますよね。交差点の真ん中に立っているので、見るたびに危なそうでヒヤヒヤしています。
上の図のように腕を横に水平にしている時:お巡りさんと目が合う人と、お尻が見える人(対面する交通)にとっては赤信号で、お巡りさんの横顔を見る交通(平行する交通)にとっては青信号です。
バンザイしている(腕を垂直に上げている)時:対面する交通にとっては赤信号、平行な交通にとっては黄信号です。
たまにこういうポーズもありますが、意味は腕を水平にしているのと同じです。多分疲れたんだと思う。
他にも光る棒を持っていたりしますが、とりあえず体と対面するのは赤信号、平行するのは黄または青と覚えておきましょう。
手信号は滅多になくてレアなので、もしあった場合は頭上の信号機と一致しなくても手信号の方に従いましょう。
最後に、練習問題をやってみました。
今回間違えた問題は、
「青色の灯火の信号は。すべての車が直進し、左折し、右折することができる」
私は◯と答えました。確かに二段階右折みたいな面倒なやつはあるけど、右折って入ってるし右折じゃん
と思いましたが、右折=二段階右折ではないということを覚えました!
そしてもう一問要注意だと思ったのが、
上のような赤信号なのに下に青の矢印があるものもありますよね。
「このような信号を示している場合は、自動車や原付は矢印に従って左折できるが、軽車両はできない」
※左折矢印の画像がなかったので右折で代用してます。
一瞬、「えっ、あれ?」と思いましたが、これは❌です。仲間外れなのは路面電車で、(左折の場合)軽車両は特に標示などなければ進んでもいいんです!
これが「右折できる」だとまた答えが違いますね。
それでは今回はこのくらいで。